そのとき、「機」を得てやることが、人生のなかで3つに入るぐらい重要な件
大学生のころ、「謙虚さ」「楽しむ」「プロ意識」の3つが大切と思って生きてきました。
26歳になって仕事をやってきて、上の3つのどれに成り代わるのかは正直決めかねているけど、「タイミング」が非常に重要であると感じている今日このごろです。
恋愛もしかり結婚もしかり、仕事の鮮度もしかり。
ひとつ、小さな事件がありました。
紅葉の季節、私の尊敬する外国人弁護士の同僚が退社するという話が決まってから、
自然と我が子を愛する彼は、葉っぱのカードを作って彼の娘にプレゼントすると
いいました。
退社する彼に少しでも思い出と感謝の気持ちをと思って、僕は、
会社の前にある桜の葉を、きれいなものを選んで、2枚とりました。
金曜日の夕方にです。
実は、とるのを悩みました。どうせ渡すのは来週になるんだし、来
週月曜日にとればいいじゃない。そう思ったのです。
でも、なんとなく今やるのがいい気がしてました。
でもこれがよかった。月曜日には秋風に吹かれて葉が少なくなっていたし、
残っている葉もくすんだ色に変わっていたのです。
彼も笑って喜んでいました。愚直にそんなプレゼントをした私を見て、
ぎこちなく少し苦笑していたのかもしれませんが。
そんな小さな出来事ですが、なんとなく機を得てやらなければ
意味がない、機を逃すともう1年待たねばやらなくなってしまう。
そういう価値観が自分のなかで生まれました。
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熊に追いつくまでだ。今やれることはなんだ。