ナスDの冒険を見た件
実力がないと夢を語れなくなってくる。
ナスDは言った。
「入社してからずっと、一番のディレクターになることが夢です」と。
わき目も振らずに、一番のディレクターになるための努力をしている。
周りから見て、そうなるだろうなと思わせる努力量と人の魅力だ。
僕は今は29歳、会社員のなかでは一定の評価を得ているかもしれないが、
自分でそれを言っても仕様がない。小物の発言だ。
僕の入社したときの夢はなんだっただろう。
この会社の法務で一番になること。それを達成するための努力をしてきただろうか。
色々な専門性が会社内にいるなかで、自分はどれか一つでも一番になるということは
とても困難な気がして不安でたまらない。僕には実力が足りないから夢を語れなくなってきているのだろう。
ナスDはそのあと、こうも言った。
「一番になんてなれるわけないよ。こんな(ウェットスーツ着ている)格好なんだから!でもこれは俺にしかできない」
僕が俺にしかできない、と言えることはなんだろう。
人よりも自然に努力できて自分は苦しくないけど、人からはすごいといわれる仕事は何だろう。
英語は一つ。もう一つは米国法。もう一つは資料作成。
でもそれをやっている自分は正直苦しいときが多い。
いつも楽しんでいたい。でも結果を残していきたい。
全然論理的じゃないけどやりたいと感じたことをやっていきたい。