金剛山登山から学ぶ人生の件
金剛山、それは…
それは大阪南方に位置する標高1100メートルの山。
南海線河内長野駅からバスで揺られること30分、金剛山登山口から
午後14時に登山を始めた。あいにくのみぞれ雨に打たれながら、山道を登っていると
おじいちゃんが話しかけてきた!
(注:実際は1体です。)
おじいちゃんは2つのことを教えてくれた。
1つめは、
金剛山に登る度に登頂記念スタンプ1個が押されるカードを作れるということ。
「まあ若人よ、暇なら見ていきなさいよ。ふぉふぉ」と、
(防水のための)ジップロックに入った財布から取り出したカードを見せられた。
「No.230」でスタンプが1つ押してある。
1枚につき10個のスタンプが押せるようだ。。。
すでに「2301回」登山したらしい。
聞くと初めて登ってから15年近く経っているとのことだが、
それでも年に150回以上のペース、週に3回登っている計算だ。
ミレニアムをとっくに越えてこのおじいちゃんもといブルースケルトンは
何を目指しているのだろう。経験値を貯め、更なる進化を遂げるのだろうか。
継続して何かを続ける、仕事も何か1つのことを2300回やれれば
そんじょそこらのやつには負けないだろうに。もっと短期間で難易度を上げていけば
それこそ自分のキラーカードになるはずだ。だからたとえば5年後、このおじいちゃんのように「あぁ、それならもう2300回やったよ」と言ってみたいものだ。
2つめは、
もう天気も悪いし暗くなるから登頂したら(いくつかスタート地点と違うこころに抜ける別ルートがあるけれど、そうじゃなくて)来た道を帰ったほうがいいよ。懐中電灯ももってないんだし。とのこと。
金剛山2300回登頂の、この老人の有難い助言を私は、私は、
聞かずに別ルートで帰りました。
確かに来た道のほうが短いし、開けてて明るいし、人通りも多いから安全でしたが、
せっかく来たのだから長くて、気が多くて暗くて、人通りがほぼないルートで帰りました。
やはりやればできるな。他人が何を言っても、その他人がたとえその道の経験が長い人であっても、なんとなくできそうな気がすることはできますね。
自分の頭で考えて心で決断したことで目標達成できた、これは大きな原体験となる、、、はず。
転職やら留学やら、自身のキャリアやらなんとなくできそうな気がすることは割と正しいのであろう。
結局、見たことない下り道をアドレナリン全開で気持ち良く走りながら、17時過ぎには下山することができました。
めでたしめでたし*1。
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くま、日々追いつくぞ。
*1:めでたし:英語だとThey lived happily ever after。だからなんだよ